「谷川俊太郎のQとA」プラス・企画内容連載(3)
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続いては前半を締める「33の質問」系。
『
谷川俊太郎の33の質問』・『
谷川俊太郎の33の質問 続』
俊太郎さんがゲストに33の質問を訊ねていくのですが、
単に一問一答ではなく、ゲストとの座談として展開します。
それがけっこう口語そのままで、きっちりめに書き起こされていて、
なんだか手触り感があるのだ。
最初の『
谷川俊太郎の33の質問』より、
後年組まれた『
谷川俊太郎の33の質問 続』のほうが、
意識的に口語発話を文字再現しようとしている。
「続」のほうは、出版社を変えて再刊されたときは
『理想的な朝の様子: 続谷川俊太郎の33の質問』
というタイトルになっていて、
同シリーズさらに別バージョンかと思ったら
そうじゃなかった(^^;。
(上記Amazonリンクは、
初期刊行ちくま文庫版につないでいます)
こちらは質問と回答もさることながら、
繰り返しになるが、そこから生まれる
対談のやりとりが興味深い。
人が変わると話の転がる方向も
こんなに変わるということに改めて驚く。
やり方としては、まっつが質問をセレクトしておいて、
どのゲストの回答やりとりを聞きたいか、
そこをお客様からいただきます。
あらかじめゲストリストは示しておくので、
興味のもてる人を選んでもらえたらいいかなと思う次第。
ひとつの質問に対して、比較の楽しさもあると思うので、
2-3人ずつ読んでいこうと思う。
当然ながら「33の質問」全部制覇はできないと思う。ご容赦ください。
参考までにセットリストを載せておこう。
『谷川俊太郎の33の質問』1974年3月発刊
・武満徹・粟津潔・吉増剛造・岸田今日子
・林光・大岡信・和田誠・谷川俊太郎
『谷川俊太郎の33の質問 続』1986年2月発刊
・手塚眞・野田秀樹・伊藤比呂美・高橋源一郎
・川崎徹・鈴木ユリイカ・高橋悠治
まっつがこれ以前にお名前聞いたことなかったりはお二人。
聞いたことある方々についても、そんなにあれこれ知ってるわけじゃない。
この中ではダントツで谷川俊太郎さんに一番親しんでいるなあ。
…こっちは……少しは勉強しなくちゃいかんか…(爆)
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