ブドリ準備日誌06
本編対応「五 イーハトーブ火山局」の語チェック。
縁…へり、ふち。
前回は「へり」にしたようなんだが、なんでだったかなあ。ああ、手元にある旺文社文庫版がそうしてたんだった。これわかんないよねえ。その後の経験からすると、出版フリガナ必ずしも原典と同じではなかったりすることもあるのが感じられてきてるのでね。さてどうしてやろうかな。
室…読み選択多様な一文字漢字のひとつ。しつ。むろ、へや。
賢治のころはもうそうでもなかったとは思われるのだが、明治文豪時代なんかは、かなり作家流儀の読ませ方なんかあったみたいなんだよね。新聞だとオールふりがなつきだったりして。前回は「へや」にしたみたい。童話だしね。
ほかにも接頭語付き複合語のアクセントは辞典にも載ってなかったり、造語の固有名詞なんかもうこれ考えようがないよね。なんてこともありますね。
まあだんだん選んでいくよ。
21.04.18日
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