2022年07月17日
『北海道短編エンゲキ祭′22』(感想事後追記)
7/17(日) 14:30の回を観た。観てよかった。ひとまず。
後に感想入れるためにおいとく。


【22.07.24感想追記】
<ひとつめ>
Compagnie “Belle mémoire”『彼女がいた水曜日』
・観終わって、めちゃくちゃ拍手したかったのに、カーテンコールなくて、しそびれた。前からこの演劇祭、演目の間に客電入れてくれてなくて、感想メモしにくくてしかたなかったので文句書いて出してたんだけど、「ああついに拍手もさせないシステムになったのかああ」と思ったよ。ほかのチームはカーテンコールしてたから、どうやら違ったらしいけど。
・この団体、事前に全く予備知識なかったの。始まりで見えてきたダンサーの躍動がとても心地よく目に映り、それだけでなんかわくわくしてきた。
☆思わず、観た夜に記憶を洗い直して、あらすじを書き起こしちゃったよ。そのくらい強い感銘をくれたんだわ。そんなに「新しい」内容というわけではないのだけど、芝居が…というか二人の演技の関わり合いが、なんかナチュラルな上に日常細部のこととしてスリリングに展開するの。それを必然と思わせてくれるだけしっかり間の演技も充足させながら。
☆あとたくさん記憶あらすじを起こしたけど、だらだらしちゃうのでここまで。最後にしっかり歌われる最初は鼻歌の曲。ああスタンダードナンバーだなあ、知ってるなあと思いつつも、英語が聞き分けられなくて、あとで曲名調べよう、歌詞がわかればさらにこの作品の奥行きが広がるんだろうなと思ったんだが、うろ覚えでは調べがつかなかった。
☆でも曲名が分からないのは残念ではあるけど、それでもこの作品は十分堪能できたので満足。
☆今年まだそんなにたくさん演劇は見てないけど、短編ながら今年の一番だなあ。たぶんこれまでの一番だった「マグノリアの女たち」を抜いた。
☆だけど拍手くらいはさせてください。次のチームになかなか気持ちをもっていけなかった。
<ふたつめ>
蘭越演劇実験室(蘭越)『note』
・ここは「実験室」ですからね。今回も実験的でした。親類が亡くなったときの介護から葬儀までのノートを題材として展開する。その展開すること自体も題材としてたみたい、最後は。
・でもなあ、なんだろう、何を軸にしていこうとしているのか、その意志というか軸が見えてこなかった。
☆今回の3チームのうち、ここだけ何度か観たことのあるとこでした。
<みっつめ>
演劇ユニット41×46(函館)『海の火を渡る日』
・これも良かった。秀作という印象。すごくしっかりと段取り踏んで客に理解させていく脚本の作りが、まず、すばらしくよい。演技のていねいさはいっぽんめほどではなかったかな。姉と妹役の声の聞こえ具合の差が、もしかしたらそのへんのとこを積み重ねる邪魔をしてたかも。
☆けどこの作品も、ていねいに作っている印象がとても好感もてて、わあ、最近の北海道演劇ってますますレベルあがってんじゃないの。って思えて終わった観劇でしたわ。
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後に感想入れるためにおいとく。


【22.07.24感想追記】
<ひとつめ>
Compagnie “Belle mémoire”『彼女がいた水曜日』
・観終わって、めちゃくちゃ拍手したかったのに、カーテンコールなくて、しそびれた。前からこの演劇祭、演目の間に客電入れてくれてなくて、感想メモしにくくてしかたなかったので文句書いて出してたんだけど、「ああついに拍手もさせないシステムになったのかああ」と思ったよ。ほかのチームはカーテンコールしてたから、どうやら違ったらしいけど。
・この団体、事前に全く予備知識なかったの。始まりで見えてきたダンサーの躍動がとても心地よく目に映り、それだけでなんかわくわくしてきた。
☆思わず、観た夜に記憶を洗い直して、あらすじを書き起こしちゃったよ。そのくらい強い感銘をくれたんだわ。そんなに「新しい」内容というわけではないのだけど、芝居が…というか二人の演技の関わり合いが、なんかナチュラルな上に日常細部のこととしてスリリングに展開するの。それを必然と思わせてくれるだけしっかり間の演技も充足させながら。
☆あとたくさん記憶あらすじを起こしたけど、だらだらしちゃうのでここまで。最後にしっかり歌われる最初は鼻歌の曲。ああスタンダードナンバーだなあ、知ってるなあと思いつつも、英語が聞き分けられなくて、あとで曲名調べよう、歌詞がわかればさらにこの作品の奥行きが広がるんだろうなと思ったんだが、うろ覚えでは調べがつかなかった。
☆でも曲名が分からないのは残念ではあるけど、それでもこの作品は十分堪能できたので満足。
☆今年まだそんなにたくさん演劇は見てないけど、短編ながら今年の一番だなあ。たぶんこれまでの一番だった「マグノリアの女たち」を抜いた。
☆だけど拍手くらいはさせてください。次のチームになかなか気持ちをもっていけなかった。
<ふたつめ>
蘭越演劇実験室(蘭越)『note』
・ここは「実験室」ですからね。今回も実験的でした。親類が亡くなったときの介護から葬儀までのノートを題材として展開する。その展開すること自体も題材としてたみたい、最後は。
・でもなあ、なんだろう、何を軸にしていこうとしているのか、その意志というか軸が見えてこなかった。
☆今回の3チームのうち、ここだけ何度か観たことのあるとこでした。
<みっつめ>
演劇ユニット41×46(函館)『海の火を渡る日』
・これも良かった。秀作という印象。すごくしっかりと段取り踏んで客に理解させていく脚本の作りが、まず、すばらしくよい。演技のていねいさはいっぽんめほどではなかったかな。姉と妹役の声の聞こえ具合の差が、もしかしたらそのへんのとこを積み重ねる邪魔をしてたかも。
☆けどこの作品も、ていねいに作っている印象がとても好感もてて、わあ、最近の北海道演劇ってますますレベルあがってんじゃないの。って思えて終わった観劇でしたわ。
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