2022年10月15日
#字展 舞踏観覧記など掲載(22.10.29)


ほんとに時間かけて見てしまった。
それでも解けない「真相は闇の中」の謎。
舞踏については、また後日。
【紅月さんの舞踏観覧記】同日深夜に書き殴りメモ的に書いたことを、ちょっとだけ整形して2022-10-29掲載。
・紙いや布か、が、垂れ下げられていて、上手傍には、編や筆、絵の具とか墨汁か。描く文具がおいてある。「字展」だし、字を書くんだろうなと推察しつつ、時間を待つ。
・はじまって、まずは「海」上手下。その周辺にこれは地名か。最初のがもう読めないものだったので、中国出典の漢詩かとも思った。だが言葉は、体というか意識からふりしぼられるように断続的に出てくる。
・「紅」下手上。「紅い・・髪」。その後は英字語3つの後、作家名がいくつか。
・さらにそのあとに「月」。上手中央あたり。あとから「更級の月」ってなった。
・「鴉」が最後に下手中央。うえにあとで少し離れて「白い」がつけられた。
・大きな文字を書いて、それから舞踏スタートと思ってたのだけど、「海」から始めて「紅」が来たら、名前全部書くまで書くことは終わらないと思わざるを得なくなって、だんだんその「書く」だけじゃなくて「書くことを決める」いたたずまいが「舞踏」として展開されているのだと思わされていく。
・そう、でも舞踏。書くという行為の所作そのものが舞踏なんだろう。いやそれは理屈ではなくて、観ている側、まっつ自身がもう否応なく「舞踏」として見てるからってのもあるけど、この人の体がね、まあ筆をもつとか、その筆に絵の具とかをつけるとか、そういう所作はかなり日常所作ではあるのだけど、それ含めて舞踏として見てしまう。
・ときどき止まる。言葉を待っているというのか、絞り出しているのか、その「待つ」姿勢とそこに見える意識のめまぐるしい動き、それは確かに舞踏なんだろう。
・ずっと観ていていろんなことに感心してしまう。背中に浮き出す肋骨の美しさ。ときどき体とは独立しているかのように強く存在感を発する手、腕。
・そんなものに見惚れてしまうと、書いているところはぜんぶ目視してるはずなのに、ふっと移動したときにいきなり認識してなかった言葉があったりして、「えっ」と思ったりする。
・30分経ったのは確認した。そのあともまだ絞り出していた。体感時間はよくわからない。でもきっと40分以上は続いていたと思う。
・最後に赤い字で「舞踏」。それから言葉を絞り出すことから自由になってちょっと動いて終了。
・なんといおうか、いうべき言葉がうまくみつからない。「すごい」系の「みつからない」とはちょっと違って「おもしろい」ではあるんだけど、単に客体としての「おもしろさ」ではなく、否応なく観る側もまきこまれているという「おもしろさ」。そんなことを感じていたと思う。
・終わったあと、しばらく飾られていた言葉たちは、そのときはもう同時に見えているわけだけど、観ていたまっつにとっても同時に現れたものではないから、なんだかそれぞれがまだ動いているように、なんかエネルギーを発してみえてくる。生きている文字たちって感じ。
・ここまで書きとどめたとき(22.10.16日00:49)いきなり、ああ、その「生きていることば」っていうのをおれは求めて読み語りしてるんじゃんとかって思った。
・ライブペインティングとか、あとたぶんライブ書道とかみたことあったと思うけど、確かにそれらでもパフォーマンスなんだけど、それを「舞踏」と認識したことはなかったなあ。でもそこここにも想念の舞踏的な、いや、なんだ、想起する思念のナニゴトかがあったのだと振り返って思う。
・あ、なんか「残留思念」だっけ、そんな言葉をボードに残してきたけど、それ撮ってないや。
〜以上「観覧記」。
これ以上まとまらないので、散漫なまま「感想」というより「観覧記」として掲載。
改めて「字展感想」2022-10-29
舞踏待ちの間にしっかり鑑賞しようと思って、けっこう早めに行ったのだけど、ずっといられて「待ってる」ことにならなかった。ガチャもしちゃったし。
ガチャで出たのは「慮」。とうふの5面にそれにつながる文字書いて、むっつめ思いつかずそこを◯にしておいてきた。あああとから「熟」もあったじゃないかと思った。というとこまでが、まっつの今回の「字展」だったな。
いや「真相は闇の中」は、舞踏終わって片づけられたあとにもまだ睨んで考えていたのだった。
「字展」は、やっぱりおもしろいな。
22.10.15 初期掲載。
22.10.29 【舞踏観覧記】など掲載。タイムスタンプは観覧終了日時に固定。
22.10.29 【舞踏観覧記】など掲載。タイムスタンプは観覧終了日時に固定。
すみフェス目撃中
澁谷健一プロデュース「夏の行方」@レッドベリー
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Posted by ふとまつ at 20:30│Comments(0)
│観覧・鑑賞
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