2024年09月22日
北翔舞台芸術2年試演会「箱の中の4人」1020追記

すごいホンで驚いた。その魅力が体感できるくらいの大健闘。見れて良かった。え、まだ2年生だよね。こっちも頑張らなきゃ(謎)
2024-10-20大幅追記
[なんか変則的な感想スタイルになってしまって失礼]
・当日のアンケートに書きたいことが多くて、近年まれにみるほど字数書いてた。
・それでもアンケート書く時間には、前半のことまで気が回らなかったりしたので、その後の思い起こししての補足や追記を加えた。
・さらに1ヶ月経ったこの追記現在の改めての感想も書いてみる。補足的にしかならなかったけど。
<アンケート記載感想>
すごいホンですね。さいごの15分ちょっとで四転五転六転する展開に。会話劇なのに目も頭もクラクラしちゃいました。そこまでのぶつかりあいだけでもう満足してたとこにそれだから、ちょいと消化不良食い過ぎな感じ。演じるのも大変だったろうな。聞いているときのありようとか、すごく紆余曲折して探してきたんだろうなと、その苦労がしのばれます。おつかれさまでした。
<同日夜の校正的補足>
「消化不良食い過ぎ」⇨もっぱら見てたこっちのありようで、やってた側についての言葉じゃないです。ここではあくまで観たこっち側の反応として「消化しきれなくてすんません食い過ぎに思うくらいの展開の嵐でした」という意味。
「紆余曲折して探してきたんだろうな」⇨「迷った後が見えるよ」という意味にもさられそうだけど、全くそういう意味で書いたわけじゃない。「紆余曲折右往左往して落とし所をずっと探ってたんだろうな」というむしろ賛辞です。
<記載アンケートに書かなかったことを思いだして。同日深夜>
・感想書く段階ではもう忘れてたんだけど、最初20-30分くらいは動きの少ないわかりやすいやり取りが続いたので、ちょっと疲れた身体が眠気をもよおしたりもしていた。それが後半だんだん言葉同士の戦いが激化していった、そのテンションの激しさ強さにけっこう動かされて満喫してた。そこからの四転五転六転タイムだったのだ。
・後半の回り出した時間帯になってから、1年のとき経験値高いなと思ってた2名ほどが、なんだか受け演技を無難な線にしてしまっているように感じた(一部出し演技も)。不満というより「そこもっといけるでしょ」「いきたいでしょ」っていう気持ちになってたんだと思う。
<1ヶ月経っての思い起こし感想。これも補足にしかならないけど>
・記録残しといてよかった。「すごいホン」って脚本のことだけど、終盤の食い過ぎになるくらいの転がる展開は数が多くてもう思い出せないけど、ひとつだけとても印象に残っているのが、最後、ひとりだけ入り口じゃないほうに出てったのが、確か「結婚の約束をした」人だったこと。「誰かひとりはその前の合意通りにそっちに行くんだろう」と予想してはいたけど、今思うとその人であったことでなんか世界が広がって終わったように感じてたかもしれない。そのように記憶してたのでも見た直後に意識していたのでもなく、振り返ってみたらそのように再体感できるという具合。観たときに自覚してなかったことも、後からでも浮かんでくるって、けっこうすごいことだな。
・同じように、そういえば4人がそれぞれ他の事情に振り回されていくのだけど、それがどんどん「個」の個別性を際立たせていく流れにもなってたというか、確かにひとりひとりがしっかり造形されてたなという印象も残ってる。
24.09.23 1行感想コメント
24.10.20 感想大幅追記
24.10.20 感想大幅追記
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