さぽろぐ

文化・芸能・学術  |札幌市中央区

ログインヘルプ


2021年04月16日

ブドリ準備日誌04

本編対応「三 沼ばたけ」の語チェックのみ。

「相違ない」…いつも検討対象。「そういない」と読むのが順当ではあるのだが、文学慣れした人にとっては紛れることのない言葉ではあろうが、音としての通りはそんなによくない。高尚なスタンスの文脈であればそれもよいのだが、そこまででもない場合には「ちがいない」という音にしたほうが紛れなくてよいと思う。どっちにするかは最終段階で。

だん…駄。[接尾]助数詞。馬1頭に負わせる荷物の量。江戸時代には36貫(約135キロ)を示した。通例読みは「だ」だが、ここでは賢治ふりで「だん」。

「させ」…指竿。田を耕すとき、牛馬の鼻につけて誘導する竿。
「オリザ」…イネ属。これ、アクセント辞典のみならず、大辞林クラスにも載ってないのだ。

てずま…「手品」。通例は「手妻」。

ほかに読み方工夫必要なとこ、ひとつあり。「なんだって」

※ブドリ準備日誌に関しては、記事頭の日付と実行日が同じになるように調整することにしました。
21.04.16金  

Posted by ふとまつ at 23:59Comments(0)ブドリ日誌