2024年09月23日
「走れメロス」(8)終了後雑感
作品雑感「走れメロス」(1)・(7)当日用資料
「走れメロス」(8)終了後雑感
[上演を終えて]
メロス2days、思った以上にしっかり手応えあって終えています。まあ案の定、体力の衰えは隠しきれずでしたけど、リハで指摘いただいたように、それがむしろメロスの体のというより、気持ちの強さにつながってくれたみたい。
さすがに釧路での立ちきれずの転倒はよろしくなかったけど(後述)、そういう状態になることを見越した動きは開発できると思う。
//
まずは札幌。いい具合に広さ使えて、方向とか主客スタンスに大きなミスなく手応えあったわ。
そしてどうやら事前に想定していた「メロス降りてくる」タイプの作品では、今回はなくなってたのが分かった。メロスを見つめる視点側をだいぶ増やしたせいか。フィロストラトスやディオニスが、従来より立っていたんじゃないかと思う。まあ自分感触なだけだけど。それはそれで新鮮でもあるし、けっして封印する必要はないと思えた。降ってくるばかりが成功じゃない。
しかしね、翌日の釧路では、札幌ではなんとか立ち上がれた清水を呑んだ後のシーンで、股関節不調もあって右足に力が入りきらず、そっち側に倒れこみそうになって石膏胸像を椅子から転げ落として、少し破損させてしまったのだ(あーーー、オーナー、改めてごめんなさーーーい!)。
股関節の衰退もさることながら、前日のダメージがまだ自覚にない状態だったせいでだまされたかもしれない。さらに翌々日の18日くらいにはピークがきたらしく、体のあちこち筋肉痛というか、じわじわだるい状態が自覚できたんですけどね。歳取るってすごいね。疲れがわからない(笑)。
で、あのシーン、清水を呑んだらメロスはすぐ歩けるようになる進行なので、すっくとすぐに立つようにしてたわけだけど、けど、まっつの今回の体のありようが本当なのかもしれない。
つまりそんなにすぐには立ち上がれない。しゃがんだ状態にまで戻って清水をすくって呑めても、そのあと立ち上がるためには、疲労した下肢の状態回復を待たなければならないわけだから、「歩ける」自覚に至るまで、もっと時間かけてもいい。というかかけないとまっつの体がついていけないってことだなあ。
いやメロスだって実はそうだったんじゃないか。だから「歩ける」まで「疲労回復」まで、もっともっと時間かけていいのだ。次にやるときはその線でいこう。若い頃には考えもしなかった、そんな発見がこの体になって出てくるなんて(笑)。
そんなわけで「メロス降りてくるか」みたいな前振りしてたけど(あら?どこに書いたんだっけ。わかんなくなってる(爆)…と思ったら、Xでつぶやいていたのだった…)、結局、上記したように、それとは違う方向の作品になったってことだね。
その中でセリヌンティウスは、フィロストラトスやディオニスのようにフォーカス当てられるターンをまだ見つけられてなかったから、次にはそこらも追求しましょう。
なんていうふうに、まだまだ追求できる方向が見えたので、はい、改めて書いておこう。封印はやめました。そしてアゴアシ付くならどこにでもまいります。投げ銭スタイルでOK。まあ現実には道内限定だろうけど。
来年の2月3月ならけっこう余裕ですぜ。って、ここで書くことじゃ本来ないっぽいけど、まあ企画の後日談な感じでご容赦くださいませませ。
両日とも、メロス以外のこともやったのだけど、それはね、冒険報告をお待ちください。改めて皆様、ありがとうございました。m(_ _)m
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「走れメロス」(8)終了後雑感
[上演を終えて]
メロス2days、思った以上にしっかり手応えあって終えています。まあ案の定、体力の衰えは隠しきれずでしたけど、リハで指摘いただいたように、それがむしろメロスの体のというより、気持ちの強さにつながってくれたみたい。
さすがに釧路での立ちきれずの転倒はよろしくなかったけど(後述)、そういう状態になることを見越した動きは開発できると思う。
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まずは札幌。いい具合に広さ使えて、方向とか主客スタンスに大きなミスなく手応えあったわ。
そしてどうやら事前に想定していた「メロス降りてくる」タイプの作品では、今回はなくなってたのが分かった。メロスを見つめる視点側をだいぶ増やしたせいか。フィロストラトスやディオニスが、従来より立っていたんじゃないかと思う。まあ自分感触なだけだけど。それはそれで新鮮でもあるし、けっして封印する必要はないと思えた。降ってくるばかりが成功じゃない。
しかしね、翌日の釧路では、札幌ではなんとか立ち上がれた清水を呑んだ後のシーンで、股関節不調もあって右足に力が入りきらず、そっち側に倒れこみそうになって石膏胸像を椅子から転げ落として、少し破損させてしまったのだ(あーーー、オーナー、改めてごめんなさーーーい!)。
股関節の衰退もさることながら、前日のダメージがまだ自覚にない状態だったせいでだまされたかもしれない。さらに翌々日の18日くらいにはピークがきたらしく、体のあちこち筋肉痛というか、じわじわだるい状態が自覚できたんですけどね。歳取るってすごいね。疲れがわからない(笑)。

つまりそんなにすぐには立ち上がれない。しゃがんだ状態にまで戻って清水をすくって呑めても、そのあと立ち上がるためには、疲労した下肢の状態回復を待たなければならないわけだから、「歩ける」自覚に至るまで、もっと時間かけてもいい。というかかけないとまっつの体がついていけないってことだなあ。
いやメロスだって実はそうだったんじゃないか。だから「歩ける」まで「疲労回復」まで、もっともっと時間かけていいのだ。次にやるときはその線でいこう。若い頃には考えもしなかった、そんな発見がこの体になって出てくるなんて(笑)。
そんなわけで「メロス降りてくるか」みたいな前振りしてたけど(あら?どこに書いたんだっけ。わかんなくなってる(爆)…と思ったら、Xでつぶやいていたのだった…)、結局、上記したように、それとは違う方向の作品になったってことだね。
その中でセリヌンティウスは、フィロストラトスやディオニスのようにフォーカス当てられるターンをまだ見つけられてなかったから、次にはそこらも追求しましょう。
なんていうふうに、まだまだ追求できる方向が見えたので、はい、改めて書いておこう。封印はやめました。そしてアゴアシ付くならどこにでもまいります。投げ銭スタイルでOK。まあ現実には道内限定だろうけど。
来年の2月3月ならけっこう余裕ですぜ。って、ここで書くことじゃ本来ないっぽいけど、まあ企画の後日談な感じでご容赦くださいませませ。
両日とも、メロス以外のこともやったのだけど、それはね、冒険報告をお待ちください。改めて皆様、ありがとうございました。m(_ _)m
作品雑感「走れメロス」(1)・(7)当日用資料 続きを読む